福井・小浜湾大島畑村から出船する報知フィッシングクラブ「庄栄丸」は 、イカせずなかなか予約が取れない人気の船。福井マイカ狙いは夕方便と深夜便がある。・若栄丸深夜便を希望したが日程があわず6日、島報午後4時半出港の夕方便に乗った。知FC庄やほお やき う
同3時過ぎに到着すると 、経験すでに常連組が釣り談義に花を咲かせていた 。イカせずスタンプカード(5回の釣行で5000円キャッシュバック)をほとんどの人が出していたのを見ると、福井常連客の多さが推測される。・若栄丸一見無口な庄司船長だが、島報「氷は持ってるか。知FC庄竿受けはあるのか 。経験」など 、イカせず親切に声を掛けていた。福井こんな細かい心遣いがリピーターを増やしているのだろう。
この日の釣り客は13人で、釣座は抽選。胴突きの釣り人は右舷 、スポーツ の 短歌左舷に別れミヨシから順に釣座を構えた。イカメタルの私は左舷の大ドモになった。
午後6時20分に若狭沖の水深99メートルポイントに到着。船長の判断で竿出しは 、同7時過ぎとなった。待機時間に右隣にいた石神氏(奈良市)とイカメタル談義。昨日も他の場所でイカメタルを楽しんだとのこと。1回の釣行で1泊し 、2船で釣りを楽しむ事が多いと言うなかなかの強者だ。
ようやく釣りを開始 。メタルスッテは15号 、ドロッパーはイージースリム80ミリ、ブルー夜光レッドグリーンの若狭、小浜の定番色で狙う。メーカーは違うが、皆さんレッドグリーンのドロッパーを使っていた。
指示ダナの60メートルから誘い上げると、43メートルで渋い乗り。半信半疑で巻き上げると 、胴長15センチのチビマイカだった。この釣りで「半信半疑」なんて、あり得ない。ガッツン 、キューンを期待したが、なかなか厳しい乗りだった 。周囲はまずまずの型を上げていたが、申告するタナはバラバラ 。右舷の2人は 、徹底して水深90メートルという底付近を狙って、ボツボツと中型をゲット 。左舷胴の間の釣り人は50メートル付近を狙って釣果を上げていた 。
午前0時半に沖上がり。竿頭は 、胴突きでマイカ35匹(18~35センチ)。2番手18 、15匹と続いた 。私は9匹とスルメが2匹だった 。
前回の釣行で迷惑にならない程度にメタルスッテを軽くしたら 、良く乗ったので同じようにしてみた。今から考えるとこれが失敗だったかも。当日はかなり波があり、ドロッパーを安定させるのが困難だった 。激しい誘いと、静止で抱かせるイメージだったが、きっと「静止」できていなかったのだろう。釣れている人の色に合わせて、メタル 、ドロッパーを替えたがあまり効果はなかった 。
最後まで何が正解か分からない釣りとなったが 、次回は色々と研究して再挑戦したい 。
(報知APG・峰松 茂美 ※がまかつ・ライター、シーガー・モニター)
◇問い合わせ 「庄栄丸」(船長携帯090・3271・6831)へ。ホームページあり 。
◇料金 マイカ夕方、深夜便1人1万4000円(氷付き)。5回乗船で5000円割引きになるスタンプカードあり。
◇時間 夕方便は午後4時に 、深夜便は午後8時半に集合 。時期や天候によって異なるので要確認。釣り座は抽選。メタルスッテは10~30号 、胴突きオモリは40~60号 。
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